北欧のGP Trainee(家庭医療レジデント)からのメッセージ

先日、CFMDのレジデントデイを見学していただいた、北欧の家庭医療専門研修医の方からメッセージいただきました。

Case based discussionの手法により、振り返りを促すようなやりとりをかなりしたのですが、それが新鮮だったようで、感謝です。ご本人に許可いただいて、以下に引用します。

以下引用・・・

先日はお忙しい中 本当にありがとうございました
スウェーデンからお邪魔しました ◯◯◯◯です

自分の ストラテジーへの意識。
ということは どこにも載っていませんでしたし
スウェーデンでも日本でも 誰も教えてくれなかった事でした。

ピンチの時に 一人でどう歩く事ができるか
インターネットを見れば いくらでもお手本処方や診断法は載っています。
例えば急変時の挿管や対応は きっといくらでも教えてくださるところはありますが
その時に 何を自分が考えているか、何に困っているか、自分の精神状態 どう進んで行くか
そこまで意識を向けた事は ありませんでした。

スウェーデンでは 研修医のころから 指導医としてどう後輩を育てて行くかのクラスや
リーダーシップのとり方のクラスが必修なのですが
ここまでのオーダーメードの、指導を目のあたりにすることはありませんでした。

わずか数時間でしたが 大変感銘をうけました
同時にいらっしゃった 研修医の皆さんが非常に恵まれているなと うらやましく思いました。
先生方 本当にありがとうございました・・・!

引用終わり・・・

 

Reflectionを促すことはスキルがいるんですが、家庭医療のトレーニングにおいては非常に重要だとわたくしたちは考えています。