2014-05-01から1ヶ月間の記事一覧

健康問題の複雑性と生涯教育

家庭医の生涯教育の方略を複雑困難事例への対応から考えてみるはじめに 家庭医はどうやって臨床能力を維持発展させ、自分自身をアップデートしていけばいいのであろうか。この論考では、従来型の生涯学習のパターンを突破するための、学習方略を素描を試みて…

生涯にわたる継続的ケアとは何か?

よく、生涯にわたる継続的なケアが家庭医療やプライマリ・ケアの本質と言われますが、2008年にPhil Rodgersが提案したこの図が非常にわかりやすく表現しております。 健康な時期は予防を。一旦診断が下ったならば、治癒的あるいは延命ケアを行うが、すでに並…

医療者教育における新しいメンタリング・プログラムを提案します

藤沼康樹事務所(仮)では医療職、Health care professional向けのメンタリングの実践及びメンタリングを学べる企画を計画しています。日本においてやや遅れ気味のこの領域に関心の或る方、ぜひご一緒にコースをつくりませんか?! ------------------------…

第66回東大医学教育セミナーでの講演

U-streamで先日の東大でのわたくしの講演を観ることができます。 自分で再度みてみると、いつものように早口になってしまっております(^_^;) Ustream.tv: ユーザー IRCME: 第66回東京大学医学教育セミナー, 第66回東京大学医学教育セミナー. その他 また、こ…

「Curriculum Vitae」を作成して棚おろしをしてみました

必要があってCV作ってみました(文献や講演などについてのみ、途中経過)。しかし、7年分くらいのいわゆるCV的なものを整理してみると結構記憶はあるが、記録がないものとか多い。ちゃんと個人の仕事の記録は残しておく必要がありますね。Googleカレンダーを…

北欧のGP Trainee(家庭医療レジデント)からのメッセージ

先日、CFMDのレジデントデイを見学していただいた、北欧の家庭医療専門研修医の方からメッセージいただきました。 Case based discussionの手法により、振り返りを促すようなやりとりをかなりしたのですが、それが新鮮だったようで、感謝です。ご本人に許可…

小説「家庭医療2044」

この作品はフィクションであり、実在する人物、団体等とは一切関係ありません(^_^;) はじめに しかし、なぜ僕が2044年にタイムスリップしてしまったのか?その理由は、今もまったくわからないが、おそらく数日のちにはもとの時代に戻れるという確信もあった…

家庭医としてのTwitter活用法

「プロフェッショナルとしてTwitterを利用する場合は実名で登録し公共の場で発言しているつもりで利用する」 はじめに Twitter(ツイッター)は、140文字以内の「ツイート」と称される短文を投稿できる情報サービスで、ツイッター社によって提供されている。…