日時:3月5日 午後4時半〜5時半
場所:CFMD家庭医療教育診療所@浮間
対象:家庭医療専門研修レジデント1年目の2名のDrs
ディスカッションポイント
*2ヶ月女児の予防接種、初診。4種同時接種。初産であり、転居後状態。家族志向性ケアを実践するべき事例である。家族志向性ケアは家族ライフサイクル上重要な地点にいる場合に発動する。まずは、家族図をざっくばらんに対話しながらとってみることから始める。
*患者に対する、自分のネガティブな感情をどう処理するか。
*てんかんと精神症状の関係。
*シェルター内の母子家庭のSocioeconomic statusの特徴と家庭医が配慮すべき点。Social determinats of health(WHO)のEarly lifeの部分が参照点。
*訪問診療でみた皮疹〜デジカメ画像で検討。
*介護者に介護されるものがきつい言葉を投げかけるケース。どう介護者を守るか、あるいはその時にかけることばななにか?介護者の社会参加の保証をどうするか。
*かわいがられる被介護者になるように教育は可能か?
*あまり必要のない入院を繰り返している事例。自分で救急車をコールしてしまうため。このPtを頻回受診させることの意味。救急車をいかに本人が呼ぶのを防ぎうるか。Ambulatory care conditionsについて。
*くりかえす高齢女性の膀胱炎の考え方。鑑別診断。
本日は比較的心理社会的な問題に関するディスカッションが中心となりました。