あと10年現役指導医を続けたいと思います

9月もすでに第3週となりました。10月から本気だそうと思います笑


 昨年4月から私の主戦場の診療所で連続18ヶ月ローテーション研修していた家庭医療専攻医(CFMDとは別のプログラムの方で、女性です)がいよいよ来週でローテ研修修了で、次のローテに移動します。すっかり診療所に馴染んでいて、もはやスタッフのように、スタッフに頼りにされて働いています。私がダイレクトで1年半連続でずっとマンツーマンでTrainer-Traineeの関係を間断なく続けたのはのは彼女が初めてですし、長い指導医生活のなかでもフィードバックやディスカッションの時間に関しては一番ながく共有したTraineeでした。おそらく、私の現時点での指導に関する持ちネタはほぼすべて彼女に提供したと思います。フィードバックの内容をかなり熱心に記録していたので、彼女のEvernoteにはおそらく私の遺稿集(笑)がつくれるくらいのさまざまなコメントが溜まっているはずです。

 さらに、この1年半の中で、自分の指導医としての力量の伸びしろも実はまだまだあるな!、という気づきを得たことは自分のこれからの人生を考える上では、かなり大きいことです。だから、今後診療自体はどのくらいのボリュームやるかは別にして、今後あと10年は家庭医療の指導医、GP Trainerの仕事は続けようと思っています。つまり、現在3年生以上の医学生さんが家庭医呂う専門研修を修了するくらいまでは現役指導医でいるってのを目標にしたいと思っています。Retireして陶芸やったり、暇を淡々と味わうというスタイルは私にはあわないようです。

 

big pumpkin