診療所で家庭医がヤブ化しないための10の原則(承前)

 いよいよ診療所の医者がヤブ化していく姿が、同世代でチラホラとみえるようになってきた。

 若い医師は決してその医者になにかを指摘することはないので、ヤブ化している本人がそれに気づくこともない。また、日本はフリーアクセスということになっているので、患者からのフィードバックが苦情くらいしかないため、根拠なく自信をもっている診療所家庭医(自分も含めて)は結構多い。

 自分もそういう年代になってきて、どうしたらいいのか、いろいろ考えているが、とりあえずの原則を10個くらい、自戒も含めてひねり出してみる。おそらくどこかで読んだ文献から記憶をたどっているのだが、それぞれの項目についての考察は徐々に発表していこうと思います。

 

  1. ひとりぼっちにならないようにしよう
  2. スキルを維持するために病院の仕事もしよう
  3. 自分の臨床経験を過大評価しないようにしよう
  4. 自分にフィットする学習スタイルをみつけよう
  5. 文献を読むことはいつの時代も大切にしよう
  6. ICTマスター(GMailGoogle DriveDropboxEvernoteFacebookあたりを使える程度でOK)になろう
  7. 印象深い事例や思いがけないデータは記録して、ふりかえりを書こう
  8. 教えることは学ぶことなので教育をやろう
  9. 新薬に飛びつかないようにしよう
  10. パネルマネージメントに挑戦しよう(以前のブログエントリー参照してください)

 

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