ブログとインターネット

 長らくブログ更新できずにいましたが、代替としてPodcast配信などしておりました。しかしながら、更新していないにもかかわらず毎月1000以上のビューがあり、古いエントリーもよく読んでおられる熱心な読者の方たちがいることを知り、大変もうしわけなく思っております。

 実は2018年暮れから今年のはじめに体調を崩して入院治療などしておりました。2月20日現在は、ほぼ通常生活にもどり、仕事や発信なども普通にできるようになっております。病いとはなにか、現代の病院の文化とはなにか、患者は何を忖度して入院生活や外来通院を続けるのかなど、多くの気付きと発見がありました。また、SNSなどを通じて多くの方からの励ましの言葉も頂戴し、たいへんありがたく思っております。

 最近はSNS、特に脊髄反射的なTwitter言論や嗜癖性の高いYouTube動画のようなあまり良質とはいえないインターネットの日本的状態が指摘されているように思います。しかし、ポッドキャストそしてかろうじてブログは、自由で開放的で生産的な古き良きインターネット(?)文化がまだ生きているように思います。ということで、以前のような論文型の書き込みは相対的に少なくなりますが、このブログ更新と活性化を心がけていきたいと思います。ブログのタイトルもマイナーチェンジしております。

 また、中断していた写真撮影も再開して、ブログに活用していく計画です。

 開かれた言論空間、例えば、評論家の宇野常寛さんが提唱している「遅いインターネット計画」に、自分も寄与していきたいと思います。

 今年もどうぞよろしくお願いいたします。

Wall of Portraits 2